ベルリッツの英会話を家庭学習目線で検証|料金・平日昼のマンツーマン枠・向き不向き

ベルリッツの英会話を家庭学習目線で検証|料金・平日昼のマンツーマン枠・向き不向き

「うちの子、英語だけは好きなんです」。ホームスクールのご相談を受けていると、この一言をびっくりするほど多く聞きます。

学校に行っていない時間で、何か一つ武器を持たせたい。その気持ち、痛いほどわかります。

ただ、英会話スクールを調べ始めた瞬間に手が止まる。ほとんどのスクールが「平日の夕方以降」と「同年代の集団レッスン」を前提に組まれているからです。

学校に行っている子のための時間割。そこに、わが子をねじ込む形になる。

ベルリッツを私が何度も家庭に紹介してきた理由は、そこにあります。平日の朝8時半から夕方6時10分までの時間帯に、外国人教師のマンツーマンレッスン枠が用意されている。この一点が、自宅学習の家庭にとってだけ意味が違ってくるんです。

世間的には「料金が高い英会話」として語られがちなスクール。私の見方は少し違います。

この記事では、公式に出ている月額や入学金はもちろん、パンフレットの端に小さく書いてある条件まで引きずり出して並べます。小3~小6しか選べないプランがあること。少人数グループは希望しても開講しないことがあること。

良いところも、正直しんどいところも。全部お見せします。

検証レビュー:目的別ジャンプリンク

最初にお伝えしておきます。ベルリッツは万人向けではありません。合う家庭には驚くほどハマり、合わない家庭は3ヶ月でお財布が悲鳴を上げる。その線引きを、このあとハッキリさせますね。

TOMIGAOKA ORIGINAL
わが子のホームスクール英語
適性診断
4つのスライダーを動かすだけ/所要20秒
現在の学年(もしくは相当学年)を選んでください
小学3年生
朝8:30~夕方18:10のあいだに確保できる余裕
かなり自由に使える
左に寄るほど「1対1が安心」なタイプ
1対1のほうが落ち着く
教材費・入学金を除いた月々の目安
18,000円
目次

ベルリッツの英会話とは?まず押さえておきたい基本情報

創業は1878年。140年以上、世界中で語学教育をやり続けてきた老舗です。

日本では「ビジネス英語の社会人スクール」という印象が強いかもしれません。実際には4歳から高校3年生まで、子ども向けのプログラムがきっちり組まれています。

【ベルリッツ 基本データ(2026年9月時点)】
  • 対象年齢:4歳〜小学6年生(キッズ)/中学生〜高校3年生(ティーンズ)/大学生・社会人
  • レッスン時間:1回40分
  • レッスン形式:マンツーマン/少人数グループ(最大3名)
  • 受講スタイル:教室/完全オンライン/教室・オンライン自由選択
  • 受講ペース:月謝制(週1回・週2回)/回数制(短期集中〜40回)
  • 使用言語:レッスン中は英語のみ(ベルリッツ・メソッド®)
  • 無料体験:体験レッスン+受講相談で約60分。教室・オンライン両方あり

「英語だけで進む40分」が意味すること

ベルリッツ・メソッド®の中身はシンプルです。レッスン中は日本語を使わない。毎回ゴールを決める。生徒が話す時間を最大化する。

文法や単語は、暗記ではなく会話の演習のなかで身につけていく設計になっています。

ここで保護者の方が必ず心配されるのが「日本語が通じないと泣くのでは」という点。もっともです。

ただ、キッズを担当する教師は児童発達を理解したうえでトレーニングを受けています。いきなり英語の洪水を浴びせる、みたいな乱暴なことはしません。

ジェスチャー、絵、ゲーム形式のアクティビティ。子どもが「わかった」に辿り着くルートを何本も持っている先生たちです。

1レッスン40分という長さ

オンライン英会話の主流は1回25分。ベルリッツは40分です。

この15分差、地味に見えて大きい。25分だと、あいさつと今日のテーマ確認で数分使った時点で残りが心もとない。

40分あると、「間違えて、直されて、もう一度言い直す」というサイクルが同じレッスン内で回せます。英語が口から出るようになるのは、この言い直しの回数なんです。

4歳から高3まで、同じ場所で伸ばし続けられる

子ども英会話の悩ましいところは、小学校卒業と同時に「卒業」させられるスクールが多いこと。

ベルリッツはキッズ、ティーンズ、大学生、社会人まで一本の線でつながっています。中高生プランは高校3年生まで自動更新。

学齢にとらわれず進度で学ぶ家庭学習との相性は、ここが効いてきます。英検対策講座も英検Jr.®から用意されていて、進路が見えてきた段階で目的を切り替えられる。

家庭学習のお子さんは「何年生だから、この内容」という区切りが曖昧です。だからこそ、学年で追い出されないスクールを選んでおくと、後から乗り換える手間とお金がかかりません。

他にはない最大の強み「平日8:30〜18:10のマンツーマン枠」

ここが、私がこのスクールを家庭学習のご家庭に紹介する一番の理由です。

教室/オンライン自由選択のマンツーマンには「平日8:30〜18:10」という時間帯の条件がついています。公式の料金表にも、しれっと書いてある条件。

通学しているお子さんにとって、これはほぼ使えない枠です。学校にいる時間そのものですから。

でも、うちの読者さんは違いますよね。

夕方の枠取り合戦から、静かに降りられる

習い事の予約は、平日16時〜19時に需要が殺到します。人気の先生は埋まる。振替も取りにくい。

午前10時の英会話。この時間に動ける家庭が、世の中にどれだけあるでしょうか。

競争率がほぼゼロの時間帯を、ホームスクール家庭だけが使える。これは不登校やホームスクールという選択の、数少ない実務的なメリットだと思っています。

しかも朝のほうが、子どもの頭は動きます。夕方にぐったりした状態で受ける40分と、午前中のクリアな頭で受ける40分。同じ料金で、中身がまるで違う。

教室とオンラインを、その日の体調で選べる

自由選択プランでは、教室受講とオンライン受講を組み合わせられます。

これ、家庭学習のご家庭には本当に大きい。外に出られる日は教室へ行って人と会う。起きられなかった日は自宅から画面越しに。

「今日は無理そうだから休ませます」が減る。休みが減ると、お子さん自身の「続けられている」という感覚が育ちます。

学校を休んでいることに引け目を感じている子ほど、この積み重ねが効く。私は何度もその変化を見てきました。

最大3名という人数設計

グループレッスンを選んだ場合でも、定員は最大3名です。

大手の子ども英会話には1クラス8〜10名という設定も珍しくありません。40分を10人で割ると、一人あたりの発話時間は4分。

3名なら13分。同じ「グループレッスン」という言葉でも、中身は3倍以上違うわけです。

人が多い場所が苦手な子にとっても、3人なら耐えられることがある。集団が全部ダメなのではなく、人数の問題だったというケース、本当に多いです。

「記録が家庭に残る」という、地味だけど効く強み

家庭学習で一番しんどいのは、成績表も通知表もないことです。

これで合っているのか、誰も教えてくれない。保護者が一人で抱え込む。

【家庭に残る「第三者の記録」】
  • ホームスタディガイド:自宅での復習方法と、毎回のレッスンで新しく学ぶ内容が記載されている
  • 教師のコメント:宿題の箇所と、レッスン中のお子さまの様子を毎回一言記入してもらえる
  • 英検Jr.®・英検®対策講座:小3から受講可。外部に説明できる客観的な指標を作れる

※通常教材のLook and See、Phonics Jump、LOOKシリーズに付属。一部は対面レッスンのみの提供です。

週に1回、外部の専門家がわが子を見て、記録を残してくれる。この事実が、保護者の孤独をだいぶ軽くします。

学校との話し合いや、将来の進路説明の場でも、こうした積み重ねは「家庭でこう学んできました」という具体的な証拠になります。

英語力そのものより、この「記録が残る」部分に価値を感じて続けているご家庭、実はかなり多いんですよ。月謝の内訳に含まれている、目に見えない価値です。

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メリット・デメリット|向いている家庭と、やめておいたほうがいい家庭

ここからは、良い面と悪い面を同じ熱量で書きます。

紹介する立場の人間が良いことしか言わないのは、フェアじゃないので。

✅ 評価できるメリット・向いている人
  • 平日8:30〜18:10のマンツーマン枠が使える/日中に動けるご家庭だけが取れる、競争率の低い時間帯
  • 教室とオンラインを組み合わせられる/体調や気分の波に合わせて受講形態を変えられる
  • 1レッスン40分/25分主流のオンライン英会話より、言い直しの回数を稼げる
  • グループでも最大3名/大人数教室のように黙ったまま終わらない
  • 児童発達を理解した教師が担当/初めて外国人と話す子でも段階を踏んでもらえる
  • 毎回の記録とコメントが残る/家庭学習に足りない「第三者の目」を補える
  • 4歳から高3まで続けられる/学年で卒業させられず、進度に合わせて伸ばせる
  • 英検Jr.®・英検®対策が同じスクール内にある/客観的な指標を作れる
❌ 注意点・向いていない人
  • 子ども英会話としては価格帯が高い/月1,000円台のオンライン英会話とは土俵が違う
  • 月謝以外に入学金と教材費がかかる/教材費は言語とレベルで変動し、総額が読みにくい
  • 完全オンラインのマンツーマン(18,480円)は小3〜小6が対象/幼児・小1小2は選べない
  • 少人数グループは校舎ごとに開講状況が違う/人数が集まらずクラスが開かないことがある
  • 講師の指名ができない/教え方に差を感じたという声もある
  • 教室は都市部中心/地方在住だと実質オンライン一択になる
  • スタッフ対応の評判に教室差がある/親切だったという声も、そうでない声も両方ある
  • 受験の点数に直結させたい家庭には目的がずれる/会話中心の設計であることを理解しておく

講師が指名できない点を、どう受け止めるか

担当制ではないため、毎回同じ先生とは限りません。これを不安に感じる保護者の方は多いです。

私の見方をお伝えしておきます。複数の話し方・発音・国籍に触れられるのは、長期的には明確なプラスです。

一人の先生の英語しか聞き取れない子になってしまうと、外の世界で通用しません。

ただし、人見知りが強いお子さんの場合は話が別。最初の数ヶ月は担当をなるべく固定してもらえないか、体験時のカウンセリングで率直に相談してください。

教室によって運用の柔軟さは違います。聞かないと損をします。

正直におすすめできない家庭

「とにかく安く、英語に触れる習慣だけつけたい」。この目的なら、ベルリッツは合いません。

月額1,000円台のオンライン英会話や、無料の動画教材のほうが目的に素直です。

もう一つ。保護者が「英語くらいできるようにならないと困る」と焦っている段階のご家庭も、少し待ったほうがいい。

その焦りは、必ず子どもに伝わります。高い月謝を払っているという事実が、そのまま圧力に変わってしまう。

お子さん本人が「英語、ちょっとやってみたいかも」と言った。そのタイミングで、この選択肢が最も力を発揮します。

無料体験は60分。レッスンだけでなく、日本人コンサルタントとの受講相談がセットです。入会しなくても、わが子の英語の現在地を専門家に見てもらえる場だと思ってください。これだけでも価値があります。

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専門家が教える、効果を最大化する7つの活用ルール

専門家が教える、効果を最大化する7つの活用ルール

同じ月謝を払っていても、1年後の差は驚くほど開きます。

差がつくのは才能じゃありません。レッスン以外の時間の使い方です。

私がご家庭に必ずお伝えしている運用ルールを、7つ置いておきます。

ルール1:午前中の枠を、最初に押さえにいく

カウンセリングで「何曜日がいいですか」と聞かれたら、迷わず平日午前を指定してください。

理由は2つ。空いているから確実に取れること。そして、子どもの脳が一番働く時間だからです。

夕方の40分は消化試合になりがち。午前10時の40分は、まったく別物になります。

家庭学習のご家庭は、ここで一番おいしい席に座れる。使わない手はありません。

ルール2:レッスン翌日に「15分だけ」復習を固定する

週1回40分。これだけで英語が話せるようになると思っていると、半年で「効果がない」と感じます。

週1回は、あくまで「口を動かす本番」。本番だけやって上手くなる競技は存在しません。

ホームスタディガイドには、自宅での復習方法とその回に学ぶ内容が書かれています。これを翌日15分なぞるだけでいい。

1時間やらせようとしないでください。続かないので。

ルール3:教師のコメント欄を、親子で一緒に読む

毎回、宿題の箇所とレッスン中の様子が一言記入されます。

これを保護者だけが確認して終わらせるのは、もったいない。

「先生、今日よく話せてたって書いてるよ」。この一言を本人に届けてあげてください。

学校に通っていない子は、家族以外から褒められる機会が圧倒的に少ないんです。週1回のこの言葉が、想像以上に効きます。

ルール4:目的を1つだけ、紙に書いて渡す

マンツーマンはレッスン内容をカスタマイズできます。ここを使い倒さないのは損。

「英語が話せるように」では、先生も何をすべきか絞れません。

【先生に伝えると変わる、目的の書き方】
  • ✕「英会話ができるように」 → ○「初対面の人に自己紹介が言えるように」
  • ✕「英語に慣れさせたい」 → ○「好きなゲームの話を3分続けられるように」
  • ✕「英検を受けたい」 → ○「来年の春に英検Jr.®にチャレンジしたい」
  • ✕「発音をよくしたい」 → ○「LとRの聞き分けができるように」

日本人カウンセラーがいるので、英語で伝える必要はありません。日本語で相談すれば、そのまま教師に共有されます。

ルール5:欠席の連絡ルールを、入会日に確認しておく

体調の波があるお子さんの場合、これは死活問題です。

何時間前までの連絡なら振替になるのか。月に何回まで許容されるのか。

ここを曖昧にしたまま始めると、「休むたびに月謝がもったいない」という罪悪感が家庭に溜まっていきます。その罪悪感は、必ず子どもに向かいます。

先に聞いておけば、堂々と休める。堂々と休めるから、続く。

ルール6:3ヶ月目に、一度だけ立ち止まる

英語が口から出始めるまでには、どうしても時間がかかります。

最初の2ヶ月は、ほぼ変化が見えません。ここで辞めてしまうご家庭が本当に多い。

判断は3ヶ月目に。それも「英語力が伸びたか」ではなく「レッスンの日を嫌がっていないか」で見てください。

嫌がっていなければ続行。それだけで十分な合格ラインです。

ルール7:勤務先の福利厚生を、申込前に調べる

意外と知られていないので、最後に置いておきます。

ベネフィット・ワン(ベネフィットステーション)、ウェルボックス(イーウェル)、リロクラブ、RESOL、えらべる倶楽部(JTBベネフィット)、住友不動産エスフォルタ。

ご家族の勤務先がこうした福利厚生サービスを導入していれば、特典を使える場合があります。勤務先がベルリッツの法人契約企業なら、さらに別の優待が用意されていることも。

調べるのに5分。効果は数万円。やらない理由がありません。

7つ全部やろうとしなくて大丈夫です。ルール1とルール2だけ守れば、半年後の姿はだいぶ変わります。あとは余裕が出てきたときに足していってください。

料金プランの深掘り|月謝の裏にある「隠れた費用」まで

料金プランの深掘り|月謝の裏にある「隠れた費用」まで

ここからが本題です。

公式サイトに載っている通常料金例を、まず正確に並べます。すべて税込・週1回・1レッスン40分です。

受講スタイル年間レッスン数対象月額(税込)
教室/オンライン自由選択
マンツーマン(平日8:30〜18:10)
42レッスン4歳〜小6
中高生は高3まで
28,380円
完全オンライン
マンツーマン
48レッスン小3〜小6
中高生は高3まで
18,480円
教室
少人数グループ(最大3名)
42レッスン4歳〜小6
中高生は高3まで
14,980円
※2026年9月時点の公式サイト掲載の通常料金例。別途、入学金と教材費がかかります。

落とし穴1:月謝以外に必ずかかる、2つの費用

この表だけ見て予算を組むと、初月に驚くことになります。

【月謝に含まれていない費用】
  • 入学金:通常33,000円(税込)
  • 教材費:言語とレベルによって変動。金額は一律ではありません

教材費が「レベルによって違う」という点が厄介です。お子さまのレベルは体験レッスンで判定されるため、体験を受けるまで正確な総額が確定しません。

だからこそ、体験の場でやるべきことが1つあります。

「初年度に支払う総額を、紙に書き出してください」とお願いすること。

入学金、教材費、月謝12ヶ月分。この3つを足した数字を見てから決める。口頭の説明だけで判断しないでください。

落とし穴2:18,480円のプランには、学年の壁がある

最もコスパが良く見える完全オンラインのマンツーマン。月18,480円で年間48レッスン。

ただし、幼児・小学生でこのプランを使えるのは小学3年生から小学6年生までです。

年少さんから小2のお子さんは対象外。選択肢は28,380円のマンツーマンか、14,980円の教室グループになります。

「オンラインで安く1対1を」と思って問い合わせたら使えなかった。この行き違い、かなり起きています。

落とし穴3:14,980円のグループは、希望しても入れないことがある

最安のプランですが、ここにも条件があります。

少人数グループのクラスは、校舎によって開講状況が異なります。公式サイトにもその旨が明記されています。

クラス分けは、学年と英語レベルの両方が近い子を優先して組まれます。裏を返すと、条件の合う子が集まらなければクラスが成立しない。

「開講待ち」で数ヶ月動けなかったという声もあります。体験の場で「今すぐ入れるクラスが実在するか」を必ず確認してください。

コスパの考察:28,380円は、本当に高いのか

月28,380円を年間42レッスンで割ると、1回あたり約811円。

……という計算を、私はあまり信用していません。数字のマジックで安く見せているだけなので。

見るべきは、「その40分のうち、わが子が実際に英語を口に出す時間」です。

形式1回の長さ1人あたりの発話時間の目安
学校の一斉授業(30〜40名)45分数十秒〜1分程度
大人数の子ども英会話(8〜10名)40〜50分4〜5分程度
ベルリッツ 少人数グループ(最大3名)40分10〜13分程度
ベルリッツ マンツーマン40分20分前後
※発話時間はレッスン構成により変動する、あくまで構造上の目安です。

マンツーマンの20分を、1回811円で買っている計算になります。

大人数クラスの4分と比べると、単価あたりの密度は5倍。この見方をすると、風景が変わってきませんか。

今だけの話:入学金が0円になる期間

2026年9月1日から10月31日まで、対象の通常プランで入学金33,000円が0円になるキャンペーンが実施されています。

3万円超です。月謝1ヶ月分以上が浮く。

「いつか始めよう」と考えているなら、時期だけは意識しておいてください。同じ内容を同じ月謝で受けるのに、入口の3万円だけが違ってくる。

この手のキャンペーンは内容も期間も変わります。最新の適用条件は、必ず公式で確認を。

長く続けるほど効いてくる、2つの制度

【知らないと損する割引制度】
  • ロイヤルカスタマー制度:累計の支払金額に応じてBlue・Silver・Goldの3種別があり、割引価格で受講できる制度。種別によってはご家族やご友人も特典を利用できます(フランチャイズ校は対象外)
  • ご紹介制度:受講生または受講経験者からの紹介で特典あり(一部対象外のコース・教室あり)

兄弟で通わせる予定があるご家庭は、この2つの扱いを体験時に確認しておくと計算が変わります。

支払い方法の違いに注意

地味ですが、家計管理に関わります。

月謝制コースは口座振替のみ。クレジットカードは使えません。

一方、回数制コースはクレジットカード、デビットカード、銀行振込に対応しています。

ポイント還元を当てにして予算を組んでいると、月謝制で当てが外れます。先に知っておいてください。

料金の話でご家庭が疲弊してしまうのが、私は一番心配です。無理して1年契約するより、続けられる金額のプランを選ぶこと。細く長くのほうが、英語は確実に身につきます。

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他社・代替手段との比較|家庭学習という軸で並べ直す

価格だけで並べると、ベルリッツは必ず負けます。

なので軸を変えます。「自宅学習の子にとって使えるか」で並べ直してみましょう。

比較項目ベルリッツ大手子ども英会話教室
(8〜10名クラス型)
格安オンライン英会話タブレット教材・アプリ
月額の目安14,980〜28,380円6,000〜12,000円前後1,000〜7,000円前後1,000〜4,000円前後
1回の長さ40分40〜50分25分が主流自由
1人あたり発話時間10〜20分4〜5分8〜12分ほぼゼロ
平日日中に受けられる◎(8:30〜18:10枠あり)△(夕方中心)○(時間帯による)◎
教室とオンラインの併用◎△××
毎回の記録・コメント◎○△×(自動ログのみ)
講師の質の安定性○(研修済・指名不可)○△(差が大きい)-
継続年数の上限高3まで(以降も大人コースへ)コースによる制限なし制限なし
初期費用入学金33,000円+教材費
※キャンペーン時0円
入会金+教材費ほぼ不要不要
※他社の金額はコース・地域により大きく異なるため、一般的な価格帯の目安です。最新情報は各社公式でご確認ください。

格安オンライン英会話と、どう住み分けるか

月数千円で毎日話せるサービスは、確かに魅力的です。私も否定しません。

問題は、自分で予約を取り、自分で先生を選び、自分で続ける必要があること。

この「自分で回す力」が育っている子なら、格安サービスのほうが伸びます。

でも、生活リズムを整えている最中のお子さんに、その自走を求めるのは酷です。曜日と時間が固定され、先生が待っていてくれる。この強制力こそが、ベルリッツに月2万円台を払う理由になります。

大人数の教室と、どう住み分けるか

月6,000円台で通える教室も多くあります。半額以下。

ただ、8〜10名のクラスに入ったとき、うちの子が手を挙げて発言できるかどうかを想像してみてください。

大きな声を出せる子は、そこで十分伸びます。安いほうが正解です。

黙ってしまうタイプの子だと、半額の教室に1年通っても発話ゼロで終わる。安物買いどころの話ではなくなります。

比較表で優劣をつけたいのではありません。お子さんの性格と生活リズムに、どれが噛み合うか。判断軸はそれだけです。

解約・退会のルール|始める前に知っておくべき出口

入口の話ばかりして、出口を書かない紹介記事は信用しないでください。

ここ、きちんと書きます。

語学教室は、法律で守られている契約

語学教室は特定商取引法の「特定継続的役務提供」にあたります。エステや学習塾、家庭教師などと同じ枠組みです。

この対象になると、消費者側に2つの権利が保証されます。

【契約後に使える2つの権利】
  • クーリング・オフ:契約書面を受け取った日を含めて8日以内なら、無条件で解約できます。事業者は違約金や手数料を請求できません
  • 中途解約:8日を過ぎても、役務提供期間内であれば将来に向かって解約できます。事業者が請求できる解約料には法律で上限が定められています

回数制コースの返金計算

まとめて購入する回数制コースの場合、未受講分が残っていれば返金されます。

計算式は、未受講残高から「残額の20%」または「5万円」のいずれか低いほうを差し引いた金額が返ってくる形です。

たとえば237,600円分が未受講なら、20%は47,520円。5万円より低いので手数料は47,520円。返金は190,080円。

タダでは抜けられませんが、法外な違約金を取られる構造にはなっていません。

厳しい条件:Berlitz Flexは扱いが違う

ここが一番の注意点です。

AIを活用した自習型のBerlitz Flexは、特定継続的役務提供の対象外とされています。

つまり、上で書いたクーリング・オフや中途解約の法的保護が同じようには働かない。解約条件は契約内容そのものに従うことになります。

同じ「ベルリッツ」という看板でも、守られ方が違う。契約前に、自分が申し込むコースがどちらなのかを必ず確認してください。

解約手続きの流れと、詰まりやすいポイント