小学生の娘がaini schoolを1か月体験してみたレビュー|効果や料金、メリット・デメリットを本音で紹介

小学生の娘がaini schoolを1か月体験してみたレビュー|効果や料金、メリット・デメリットを本音で紹介

「学校が合わない」「朝起きられない」「友達との関わりがうまくいかない」…そんな悩みを抱えるお子さんや保護者の方に向けた体験レビューです。
うちの小学生の娘も、まさにそうした状況で数か月間悩み続けていました。そんなときに出会ったのがオンラインフリースクール【aini school】です。

aini schoolは、メタバース空間で全国の子どもたちと交流しながら、国立天文台の博士や現役ゲームクリエイターなど、その道のプロから毎日2〜3コマの授業が受けられる新しい学びの場。しかも在籍校の出席認定率は100%(2024年12月時点)という実績があります。

今回、娘が1か月間フルで体験し、朝から始まる授業で生活リズムが整い、初日から友達ができ、自己肯定感まで変化していく過程を間近で見ました。
運営スタッフの細やかな対応や料金プランの柔軟さも魅力で、今は無料体験や返金保証キャンペーンもあり、まずは気軽に試せるタイミングです。

この記事では、体験談とともに他フリースクールとの比較まで詳しくお伝えします。

目次

aini schoolってどんなところ?

aini schoolってどんなところ?

aini school(アイニスクール)は、株式会社ガイアックスが運営する小中学生向けオンラインフリースクールです。
対象は小学1年生から中学3年生までで、不登校や選択的不登校、ホームスクールなど、多様な学び方をしている子どもたちを想定しています。

基本情報

項目内容
運営会社株式会社ガイアックス
対象小学1年生〜中学3年生
学びの形メタバース校舎を中心としたオンライン学習+現地通学オプション
授業数平日毎日2〜3コマ
出席認定率100%(2024年12月時点)
担当制度クラスガイドによる個別サポート(月1面談)

特徴

aini schoolの魅力は、大きく分けて次の5つです。

  1. メタバース校舎で全国の仲間と交流
    自分のアバターを作り、バーチャル校舎内を自由に移動できます。初対面でも自然に声をかけられる雰囲気で、口コミでも「初日から友達ができた」という声が多くあります。
  2. プロフェッショナルによる多彩な授業
    国立天文台の博士や国立科学博物館の研究員、現役ゲームクリエイター、農家などが講師を担当。学習指導要領を意識しながらも、実体験や対話を重視する授業スタイルです。
  3. 出席認定サポートが手厚い
    在籍校と連携し、出席証明書や学習レポートを毎月発行。2024年12月時点での出席認定率は100%と、高い実績があります。
  4. 現地交流イベントも充実
    全国にある現地校舎(東京・静岡・茨城・札幌など)に通学可能。富士山麓での修学旅行や遠足、花火観覧など、オンラインを超えた交流機会があります。
  5. 料金の柔軟性
    兄弟割、現地通学との併用割引など、家庭の状況に合わせた料金設定が可能。他の民間フリースクールより低めの月額料金も特徴です。

他のフリースクールとの違い

aini schoolは、午後スタートが多い他のオンラインスクールと違い、朝9時から授業が始まるのが大きなポイントです。
また、「クラスガイド」と呼ばれる担当スタッフが生活リズムや参加状況を伴走してくれるため、子どもが自分のペースをつかみやすい環境が整っています。

aini school体験前の娘の様子と家庭の悩み

体験前の娘の様子と家庭の悩み

学校生活でのつまずき

うちの娘は小学校3年生の頃から、学校生活に少しずつ違和感を感じ始めました。授業中に発表するのが苦手で、友達との会話も最小限。クラスの雰囲気や人間関係の小さなストレスが積み重なり、朝の登校がつらい日が増えていきました。
最初は「そのうち慣れるだろう」と思っていましたが、欠席日数は月ごとに増え、生活リズムも夜型に崩れていきました。

親として感じていた不安

親としては、次のような不安が常に頭から離れませんでした。

  • 学習の遅れ
  • 友達関係からの孤立
  • 自己肯定感の低下
  • 家で過ごす時間がYouTubeやゲーム中心になること

このままでは、学力だけでなく将来の選択肢も狭まってしまうのではないか…。でも、無理やり学校に行かせても逆効果になりそうな気がしていました。

新しい学びの場探し

そこで始めたのが、オンラインフリースクールや在宅学習の情報収集です。条件として考えていたのは次の通りです。

  • 自宅から安全に参加できること
  • 毎日午前中に授業があること(生活リズムを戻すため)
  • 人間関係のストレスが少ないこと
  • 学校の出席扱いになる可能性が高いこと

いくつか比較した中で、特に目に留まったのがaini schoolでした。公式サイトだけでなく、実際の口コミでも「初日から友達ができた」「生活リズムが整った」という声が多く、娘の性格や状況に合いそうだと感じました。

aini schoolの申し込みと準備

aini schoolの申し込みと準備

説明会に参加してみた

aini schoolは入学前にオンライン説明会への参加が必須です。公式サイトから申し込みフォームにアクセスし、子どもの学年や希望日程を入力するだけで予約完了。
当日はZoomでスタッフが対応してくれ、約40分ほどで以下の内容を確認できました。

  • メタバース校舎の実際の画面を見学
  • 授業の流れや参加方法の説明
  • 出席認定の仕組みと実績(2024年12月時点で100%)
  • 料金プランと割引制度の案内
  • 保護者からの質疑応答

スタッフはとてもフランクで質問しやすく、こちらの不安や疑問にもその場で答えてくれました。娘も実際のバーチャル校舎を見て「ここならやってみたい!」と即答でした。

必要な機材と環境

参加に必要な条件はシンプルですが、事前準備は必須です。

項目必要条件
デバイスノートPCまたはデスクトップPC
ブラウザGoogle Chrome(最新版)
ネット環境安定したWi-Fi(推奨速度 10Mbps以上)
周辺機器ヘッドセットまたはマイク付きイヤホン
カメラ任意(顔出しは自由)

スマホやタブレットでも参加はできますが、公式も「安定性の面でPCを推奨」としています。

料金プラン(2025年8月時点)

プラン月額(税込)内容
ベーシック27,000円平日通い放題
プチベーシック23,000円月10日まで参加可
ライト19,000円月5日まで参加可
専任サポートオプション+12,000円月4回の個別指導、学習計画作成
現地通学 週339,000円メタバース+現地週3
現地通学 週232,000円メタバース+現地週2
現地通学 週120,000円メタバース+現地週1

割引制度

  • 兄弟姉妹割引:2人目以降 月額−1,000円
  • メタバース+現地併用割引:月額−4,000円

申し込みから開始までの流れ

  1. 公式サイトで説明会予約
  2. 説明会参加(メタバース体験・料金案内)
  3. 必要機材の準備&動作確認
  4. 入学金(20,000円)+初月料金の支払い
  5. Discord(連絡帳アプリ)とメタバース校舎のログイン案内
  6. 初回ホームルームから参加開始

この準備期間は最短で1週間程度。うちでは説明会の翌週には初日を迎えることができました。

ainiスクール 初日体験レポート

ainiスクール 初日体験レポート

キャラクター作成からワクワクのスタート

初日はログインするとすぐにメタバース校舎へ。まずは自分のアバターを作るところから始まります。
娘は髪型や服、アクセサリーを選びながら「あ、これかわいい!」「メガネもつけようかな」と笑顔全開。
ゲーム好きな子にはこのキャラクター作りがたまらないようで、開始5分でテンションが上がっていました。

友達との自然な出会い

校舎に入った直後、近くのアバターから「こんにちは!」と声をかけられました。
驚きつつも挨拶を返すと、「マイクラ一緒にやろうよ」と誘ってもらい、そのまま校舎の共有スペースで遊び開始。
最初は緊張気味だった娘も、数分後には笑い声が聞こえてきて、私も横でホッとしました。

授業の雰囲気

この日の授業は国立天文台の博士による「夏の星座」講座。画面には実際の星空データが映し出され、子どもたちが自由に質問できる形式です。
娘は「オリオン座はいつ見えるの?」と質問し、博士が丁寧に答えてくれると「へぇ〜!」と感嘆の声。
学校ではなかなかできないやりとりに、知的好奇心が刺激されている様子が伝わってきました。

運営スタッフのフォロー

授業後、クラスガイドのスタッフがDiscordで「今日は楽しかった?」と声をかけてくれました。
娘は「友達できた!」と即返信。スタッフからは「次は一緒に工作授業にも出てみよう」と提案があり、次回への期待も高まっていました。

初日を終えた娘は「明日も行く!」と即答。
親としては、初日からここまで笑顔と前向きな言葉が出たことに驚きました。これだけで参加してよかったと思えるほどの変化です。

ainiスクールでの1か月間の変化

1週目:生活リズムの回復

授業が朝9時から始まるため、初日から少しずつ早寝早起きの習慣が戻ってきました。
これまで午前中はぼんやりしていた娘が、朝食後に「今日はどの授業に出ようかな」と自分から予定を立てるようになりました。

2週目:友達との交流が日課に

メタバース校舎内でできた友達と、授業後にマイクラやお絵かきチャットで遊ぶ時間が増えました。
特に仲良くなった子とはDiscordでもやりとりし、授業に出ない日も「放課後だけ顔を出す」こともあり、自然とつながりが続いています。

3週目:新しい興味が芽生える

この週に受けた「世界の料理」授業がきっかけで、家でも簡単な料理に挑戦。
講師の方が教えてくれたピタパンを作って、家族にふるまってくれました。
また、宇宙や動物など、授業で聞いたことを自分から調べる姿が増えました。

4週目:自己肯定感の変化

以前は「私なんか…」が口癖だった娘が、「これ作ったんだよ」「今日ね、発表できたんだ」と自信を持って話すようになりました。
クラスガイドのスタッフからも「積極的に会話に参加できています」とコメントをいただき、成長を実感しました。

この1か月で、生活リズム・友達関係・学びへの姿勢がバランスよく改善。
無理に学校に戻すのではなく、安全な場で心と体を整えることが、こんなにも効果的なのだと実感しました。

ainiスクールの料金とプランまとめ

ainiスクールの料金とプランまとめ

ainiスクールは、オンラインのみの利用から現地通学との併用まで、家庭の状況に合わせた複数のプランがあります。
他の民間フリースクール(平均月額33,000円程度)に比べるとやや低めの設定で、兄弟割や併用割引など柔軟な料金体系も特徴です。

月額プラン一覧(2025年8月時点)

プラン月額(税込)利用内容
ベーシック27,000円平日通い放題(オンライン)
プチベーシック23,000円月10日まで参加可(オンライン)
ライト19,000円月5日まで参加可(オンライン)
専任サポートオプション+12,000円月4回の個別指導・学習計画作成
現地通学 週339,000円メタバース+現地校舎週3日
現地通学 週232,000円メタバース+現地校舎週2日
現地通学 週120,000円メタバース+現地校舎週1日

割引制度

  • 兄弟姉妹割引:2人目以降は月額−1,000円
  • 現地併用割引:ベーシックと現地通学を併用すると月額−4,000円

プラン選びのポイント

  1. 通い放題か日数制限か
    学習習慣を整えたいならベーシック、部活や他習い事と併用するならプチやライトがおすすめです。
  2. 個別サポートの必要性
    学習の遅れが心配なら専任サポートを追加。家庭教師に近い密度の指導が受けられます。
  3. 現地交流の優先度
    対面でのつながりを重視するなら現地通学プランを検討。オンラインだけでは得られない体験があります。

ainiスクールは、休会制度や単発参加(1回1,000円前後)も用意されているため、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できます。

ainiスクールのメリットとデメリット

ainiスクールのメリットとデメリット

ainiスクールは魅力的な部分が多い一方で、利用前に知っておいたほうが良い注意点もあります。
ここでは、娘の体験と他の利用者の口コミをもとに整理しました。

メリット・デメリット一覧

メリットデメリット
全国どこからでも参加できる(PCとネット環境があればOK)PCやネット環境の準備が必須
初日から友達ができやすい安心な雰囲気人数増加で発言機会が減る可能性
国立天文台博士や現役クリエイターなど、プロ講師の授業オンライン中心なのでリアル体験は限られる
出席認定率100%(2024年12月時点)自己管理が苦手な子には保護者のフォローが必要
朝9時開始で生活リズムが整いやすい午前に別予定がある家庭には参加が難しい場合も
柔軟な料金プランと割引制度専任サポート追加で費用がかさむ

メリットの詳細

  • 安心感のあるコミュニティ
    娘は初日から自然に友達ができ、授業後もマイクラやチャットで交流が続きました。
  • 授業の質が高い
    専門家が直接授業を行うため、子どもの好奇心が一気に広がります。
  • 生活習慣の改善
    午前授業が生活リズムの立て直しに効果的でした。

デメリットの詳細

  • 機材ハードル
    安定したPC環境と通信回線は必須で、整備にコストがかかる場合があります。
  • 発言機会の確保
    参加者が増えると授業中に発言するチャンスが減る可能性があり、運営側の調整力が重要です。
  • オンラインの限界
    体を動かす活動や自然体験は現地イベント頼みになるため、リアル志向の家庭には物足りないかもしれません。

ainiスクールが向いている子・家庭/向かない可能性があるケース

ainiスクールが向いている子・家庭/向かない可能性があるケース

向いている子・家庭

  • 集団授業が苦手で、自分のペースで学びたい子
  • 興味のあることを深く掘り下げたい子
  • オンライン環境やPC操作に抵抗がない家庭
  • 学校復帰を急がず、まずは心の回復を優先したい家庭
  • 出席認定を受けて内申点や進学への影響を避けたい保護者
  • 他の地域の子どもたちとつながりを持たせたいと考えている家庭

向かない可能性があるケース

  • できるだけ早く学校への完全復帰を目指している家庭
  • 対面での交流や自然体験を最重視している子
  • PCや通信環境の整備が難しい家庭
  • 保護者がオンライン学習に否定的な場合
  • 自己管理が極端に苦手で、保護者のサポートがほとんどできない環境

ainiスクールは「学校に戻すこと」だけを目的にしていないため、心の回復や学びの多様化を重視する家庭にとっては非常にフィットします。
一方で、早期のリアル集団生活への適応を重視する場合は、他の選択肢と比較して慎重に検討するのが良いでしょう。

ainiスクール まとめと感想

ainiスクール まとめと感想

今回、娘がainiスクールを1か月間体験したことで、生活リズム・学びの姿勢・友達との関わり方に大きな変化がありました。
特に印象的だったのは、初日から自然に友達ができ、毎日楽しそうに授業や放課後活動に参加するようになったことです。
以前は「やりたくない」が口癖だった娘が、「今日はこれに出たい!」と自分から予定を立てる姿を見るのは親として嬉しいものでした。

ainiスクールの魅力は、単なるオンライン授業の枠を超えて、「安心できる居場所」として機能している点だと思います。
プロ講師による質の高い授業、出席認定のサポート、そしてクラスガイドによる細やかなフォローが三位一体となり、子どもが安心して学びに向き合える環境が整っています。

もちろん、PC環境の準備やオンライン特有の限界など注意点もありますが、それを差し引いても価値のある体験でした。
現在は別室登校や学校行事にも少しずつ参加できるようになり、ainiスクールで得た自信が新しい一歩につながっています。

もし「学校以外の選択肢を探している」「子どもの心を回復させたい」と考えているなら、一度説明会や体験参加で雰囲気を確かめることをおすすめします。
今は無料体験や返金保証キャンペーンもあるので、合うかどうかをリスクなく試すことができます。お子さんにとって、新しい居場所が見つかるきっかけになるかもしれません。

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