- 「読書感想文、まだ終わらないの?!」
- 「だって、何書けばいいか分かんないんだもん…」
毎年、夏休みの最終日に繰り返されるこの不毛なやり取り。
「てにをは」のおかしな文章、いつまで経っても真っ白な原稿用紙、そしてイライラして怒鳴ってしまう私…。
「このままじゃ、高学年や中学受験で記述問題が出たときに詰むのでは?」
そんな焦りから、藁にもすがる思いで試したのが小学生向け作文通信教育『ブンブンどりむ』でした。
正直、「作文だけで月5,000円は高くない?」と思っていました。
でも結論から言うと、「もっと早く始めさせておけば、あんなに喧嘩せずに済んだのに」と後悔するほど効果がありました。
この記事では、実際に娘が受講して感じたリアルな変化、教材のメリット・デメリット、そして他社教材との決定的な違いを包み隠さずレビューします。
※しつこい勧誘電話はなかったので、気軽に取り寄せて大丈夫です。
そもそも「ブンブンどりむ」って何?怪しくない?
聞き慣れない名前かもしれませんが、実は25年以上の実績がある「作文特化」の通信教育です。
監修は、あの大ベストセラー『声に出して読みたい日本語』の著者、齋藤孝先生(明治大学教授)。
| 項目 | ブンブンどりむの概要 |
|---|---|
| 対象 | 小学1年生~6年生 |
| 何をするの? | マンガ形式のテキスト+月2回の添削課題 |
| 学習時間 | 1日たったの10分(スキマ時間でOK) |
| 目的 | 「書く力」を通じて「考える力・読解力」を伸ばす |
| 実績 | 私立中学受験の合格者多数輩出 |
ただ作文を書くだけでなく、算数や理科などの知識を絡めた問題もあり、「国語力を含めた総合的な地頭」を鍛えるカリキュラムになっています。
【比較】Z会や進研ゼミと比べて、なぜ「ブンブンどりむ」にしたのか?
作文講座は他にもあります。私もかなり迷い、主要な3社を徹底的に比較しました。
我が家が他社を選ばなかった理由
- Z会「作文講座」
質は間違いなく高い。でも、真面目すぎて「勉強感」が強い。すでに作文アレルギーのある娘にはハードルが高すぎました。 - 進研ゼミ「作文・表現力講座」
楽しい雰囲気だけど、オプション講座なのでボリュームが少なめ。「苦手克服」には少し物足りない印象でした。 - 市販のドリル(ポピーなど)
一番安い。でも、親が添削しないといけない。「ここ違うでしょ!」と私が指摘して喧嘩になる未来が見えました。
ブンブンどりむに決めた「3つの決め手」
最終的に選んだ理由は、「子供が食いつく仕掛け」と「親が楽できる仕組み」があったからです。
- テキストがほぼ「マンガ」で爆笑できる
勉強というより、コロコロコミックを読む感覚で導入が入るので、抵抗感がゼロでした。 - 「ほめて伸ばす」添削がすごい
赤ペン先生ならぬ「赤ペンコーチ」。とにかく褒めてくれます。親だとどうしてもダメ出ししてしまうので、第三者に褒められる体験は貴重でした。 - 中学受験(記述問題)に直結する
公立中高一貫校で求められる「自分の意見を書く力」が、低学年のうちから自然と身につく設計でした。
【ビフォーアフター】3ヶ月で娘の作文はどう変わった?
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「たのしかったです」「すごかったです」しか書けなかった娘に、劇的な変化が訪れました。
| 項目 | 受講前(地獄の読書感想文) | 受講3ヶ月後 |
|---|---|---|
| 取り組む姿勢 | 「えー、書くの嫌だ」と後回し。 原稿用紙の前で30分フリーズ。 |
「今月のテーマ面白いよ!」と テキストが届いたその日に開封。 |
| 文章の中身 | 「楽しかった」「おいしかった」のオンパレード。 語彙力が幼稚。 |
「まるで〜のようでした」と比喩を使ったり、 「なぜなら〜だからです」と理由を書けるように。 |
| 親のストレス | 「早く書きなさい!」と怒って自己嫌悪。 | 「添削返ってきたよー」と渡すだけ。 褒められたコメントを一緒に読んでニコニコ。 |
特に驚いたのは、学校の通知表で「国語」の評価が上がったこと。
担任の先生からも「最近、日記や振り返りカードの文章がとても具体的になりましたね」と言われ、ブンブンどりむ効果を確信しました。
ブンブンどりむの料金は高い?(2025年最新)
ここが一番のネックだと思います。「作文だけで5,000円超え」は、正直安くはありません。
月額料金表(税込)
| 学年 | 毎月払い | 12ヶ月一括(月あたり) |
|---|---|---|
| 小学1年生 | 5,390円 | 4,917円(一番お得) |
| 小学2~6年生 | 5,885円 | 5,379円(一番お得) |
しかし、よく考えてみてください。
「作文教室」や「公文(国語)」に通わせると、月7,000円〜10,000円+送迎の手間がかかります。
- 送迎不要で、自宅で完結する
- プロの個別添削が月2回も受けられる
- 副教材(時事問題や国語ドリル)もついてくる
これを考えると、「一生役立つ”書く力”を買う」投資としては、決して高くないと私は判断しました。
【辛口チェック】ブンブンどりむのデメリット・注意点
絶賛してきましたが、合わないご家庭ももちろんあります。
- 親の声かけは必要(特に低学年)
「勝手に勉強してくれる」と思ったら大間違いです。最初のうちは「一緒にやろうか」とテキストを開く誘導は必要でした。 - ポスト投函の手間
課題を郵送する必要があります(切手代も地味にかかる)。ただ、最近はネット提出も一部対応してきているので、改善されつつあります。 - 「受験特化」ではない
SAPIXのようなゴリゴリの受験塾ではありません。「基礎力を底上げする」教材なので、即効性を求める人には向きません。
みんなの口コミ・評判は?
ブンブンどりむの添削が戻ってきた。褒められた!と娘は大喜び。…細かく丁寧に褒めてもらえた喜びも自信につながった様子で、やってよかったなと改めて思う。
— ゆ@2029中受? (@yu_chu_111) April 23, 2024
SNS上のリアルな声を拾ってみました。
高評価:とにかく自己肯定感が上がる
多くの親御さんが挙げているのが「添削の温かさ」です。学校では赤ペンで直されてばかりで自信を失っていた子が、ブンブンどりむで「書く楽しさ」を取り戻したという声が目立ちました。
低評価:溜めてしまうと大変
「課題を溜めてしまい、月末にまとめてやるのが大変」という声も。1日10分のペース配分ができるまでは、親の見守りがカギになりそうです。
【FAQ】始める前に気になったこと
Q. 途中で辞められる?違約金は?
A. いつでも退会可能です。前月の5日までに連絡すればOK。一括払いをしていても、残りの分は精算して返金されるので安心してください。
Q. 無料体験キットって何が届くの?
A. 実際の教材の抜粋版や、マンガテキスト、作文集などが届きます。子供の反応を見るには十分なボリュームです。
まとめ:作文嫌いを放置すると、後で苦労するのは子供自身
「作文力」は、一朝一夕では身につきません。
算数の計算ドリルなら1週間で効果が出ますが、文章力は数ヶ月、数年かけてじわじわ育つものです。
もし今、お子さんが作文で少しでも躓いているなら、手遅れになる前に「書くことは楽しい」という体験をさせてあげてください。
ブンブンどりむは、そのきっかけとして最適なツールです。
まずは無料体験キットを取り寄せて、お子さんに渡してみてください。きっと、マンガを読みながら「これならやってもいいよ」と言ってくれるはずです。
お子さんの「書けた!」という笑顔を見るために、まずは第一歩を踏み出してみませんか?
※無料体験キットはなくなり次第終了する場合があるのでお早めに。
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