【辛口評価】ブンブンどりむは効果なし?専門家が全6コースを分解して分かった「伸びる子・伸びない子」の境界線

作文通信講座のブンブンどりむを娘が始めたので、感想&本音レビュー!
  • 「読書感想文、まだ1行も書けていない」
  • 「作文だけで月5,000円は、さすがに高すぎるのでは?」
  • 「ネットで『ブンブンどりむ 効果なし』って出てきたけど、実際どうなの?」

こんにちは。ホームスクール・自宅学習アドバイザーの冨岡です。
作文の通信教育について保護者の方からご相談を受けるとき、ほぼ必ず名前が挙がるのが小学生向け作文通信教育『ブンブンどりむ』です。

結論から申し上げます。
ブンブンどりむは「効果がない教材」ではありません。ただし、効果が出ないまま辞めていくご家庭には、はっきりとした共通点があります。

この記事では、実際の教材構成・全6コースのレベル設計・2026年時点の最新料金を1つずつ分解しながら、「どんな子なら伸びるのか」「どのコースを選ぶべきか」を、忖度なしで解説します。

先に一番大事なことをお伝えします。ブンブンどりむで失敗する原因の8割は「教材の質」ではなく「コース選びのミス」です。学年で選んだ結果、難しすぎて挫折するケースが本当に多いんです。

※無料体験キットには全6コース分の体験シートが入っています。レベル確認に最適です。

目次

ブンブンどりむとは?25年続く「作文特化」の通信教育

まず、教材の全体像を整理しておきます。
ブンブンどりむは、作文・記述力に特化した小学生向けの通信教育です。監修は『声に出して読みたい日本語』の著者として知られる齋藤孝先生(明治大学教授)。国語という教科の中でも、あえて「書く」に一点集中しているのが最大の特徴です。

項目 ブンブンどりむの概要
対象 小学1年生~6年生(全6コース)
教材の形式 マンガ形式のメインテキスト+副教材+提出課題
添削指導 月2回(※小6の完成コースのみ月1回
学習時間 1日およそ10分
ねらい 「書く力」を軸に、読解力・思考力・表現力まで伸ばす
入会金 0円(受講費以外の費用なし・教材到着後の後払い)

全6コースのレベル設計(ここが選択のカギ)

見落とされがちですが、ブンブンどりむは学年ごとに書く分量が明確に設計されています。この差を知らずに申し込むと、後述する「挫折パターン」に直行します。

対象学年 コース名 主なねらい
小学1年生 ワクワク入門コース 身近な題材で「書く」ことに慣れる
小学2年生 ドキドキ基礎コース いきいきとした作文と論理的な説明
小学3年生 グングン上達コース 構成を意識して書く力
小学4年生 メキメキ応用コース 他教科の知識を使って書く力
小学5年生 トコトン実践コース 課題図書を読んで書く実践力
小学6年生 バッチリ完成コース 公立中高一貫校の適性検査・PISA型問題に対応
専門家が注目するポイント

小6の「バッチリ完成コース」は、長文読解・漢字語彙・記述・条件作文を含む模擬テスト形式で構成されています。公立中高一貫校の適性検査は市販教材で対策しにくい領域なので、ここは他社の作文講座にはない明確な強みです。

公式にも明記されていますが、対象学年はあくまで「目安」です。お子さんの状況に応じて別学年のコースを選べます。この柔軟さを使いこなせるかどうかで、結果が大きく変わります。

【核心】ブンブンどりむが「効果なし」と言われる3つの理由

ここが本題です。「効果がなかった」というご相談を分析すると、原因はほぼ次の3つに集約されます。
そしてこの3つは、いずれも申し込み前の準備で回避できます。

理由①:学年で選んで、レベルが合っていない

最も多い失敗がこれです。
作文が苦手な小4のお子さんに、いきなり「メキメキ応用コース(他教科の知識を使って書く)」を渡せば、当然フリーズします。教材が悪いのではなく、入口の設定を間違えているだけです。

回避策:苦手意識が強い場合は、迷わず1学年下のコースから始めてください。コース変更は前月5日までの連絡で可能です。

理由②:課題を溜めて、月末にまとめてやっている

ブンブンどりむは「1日10分×毎日」で設計された教材です。これを月末に一気に処理すると、ただの苦行になり、書く力も定着しません。

回避策:提出課題の目安は月初と月末の2回。カレンダーに提出日を書き込むだけで、脱落率は大きく下がります。

理由③:2〜3ヶ月で見切りをつけている

計算ドリルなら1週間で数字が動きます。しかし文章力は、語彙・構成・思考が絡み合うため、変化が表に出るまで時間がかかります。これは教材を問わず、作文指導に共通する性質です。

回避策:最低でも半年、できれば1年を見込んでください。逆に言えば、短期で結果を求める方には向きません。

結論

「効果なし」の正体は、教材の問題ではなく「コース選び」と「継続設計」の問題です。
裏を返せば、最初のコース選びさえ間違えなければ、失敗リスクは大幅に下げられます。

【30秒診断】わが子に合うコースと始め方をチェック

そこで、失敗の8割を占める「コース選び」を、4つの質問で整理できる診断ツールを用意しました。
お子さんの状況を入力するだけで、推奨コースと最適な始め方が表示されます。

🎯 わが子の作文タイプ診断
4つの質問に答えるだけ/所要30秒
現在の設定:ふつう(少し時間はかかる)
まあ書ける原稿用紙の前で固まる
現在の設定:週に数回なら声をかけられる
ほとんど時間がない毎日一緒に見られる

診断で「1学年下げ」が出ても、落ち込む必要はまったくありません。作文は積み上げ式の技術なので、土台の抜けを埋めたほうが最終的な到達点は高くなります。

教材を分解して分かった、ブンブンどりむ「3つの強み」

数ある作文教材の中で、この教材が支持され続けている理由を、構造面から3点に絞って解説します。

  1. 「読ませる」ではなく「めくらせる」テキスト設計
    各単元の冒頭にマンガが配置され、まず読み物として開かせる導線になっています。作文が苦手な子の最大の壁は「机に向かうまで」なので、この設計は理にかなっています。
  2. 添削者が「第三者」であること
    「赤ペンコーチ」による、ほめることを重視した添削が返ってきます。家庭内で保護者が添削役を兼ねると、指導と親子関係が衝突します。この役割を外部に切り出せる点が、通信教育を使う最大の合理性です。
  3. 他教科の知識を使って書かせる
    グラフや表を読み取って自分の言葉でまとめる構成があり、国語の枠を超えた「情報を整理して書く力」を鍛えます。近年の入試傾向とも合致しています。
⭕️ ブンブンどりむが向いているご家庭
  • 作文・読書感想文に苦手意識がある
  • 勉強色の強い教材だと手が止まってしまう
  • 家庭内で保護者が添削役を担うことに限界を感じている
  • 公立中高一貫校を視野に入れている(または迷っている)
  • 半年〜1年単位で腰を据えて取り組める
❌ おすすめしないご家庭
  • 1〜2ヶ月で目に見える結果を求めている
  • 保護者が完全ノータッチで進めたい(特に低学年)
  • 難関私立向けの高度な受験テクニックを求めている
  • 国語以外も含めて全教科を1講座で完結させたい

※体験キットには添削課題は付属しません。テキストの雰囲気とレベル確認用としてご活用ください。

ブンブンどりむの料金は高い?2026年最新の受講費を整理

検討段階で最大のハードルになるのが受講費です。ここは曖昧にせず、公式に公表されている金額をそのまま掲載します。

受講費一覧(税込・入会金0円)

コース 毎月払い 6ヵ月一括
(月あたり)
12ヵ月一括
(月あたり)
小学1年生対象
※4月号入会の場合
4,950円 4,719円 4,510円
小学2~6年生対象 5,445円 5,203円 4,972円

※12ヵ月一括払いの支払い総額は、小1コースが54,120円、小2~6年コースが59,664円です。
※金額は変更される場合があります。申し込み前に必ず公式サイトで最新の受講費をご確認ください。

見落とされがちな「きょうだい割引」

意外と知られていませんが、2人目以降のお子さんには割引が適用されます。

コース 毎月払い 12ヵ月一括払い(総額)
小学1年生対象 4,400円 52,800円
小学2~6年生対象 4,928円 59,136円

支払いは「教材が届いてからの後払い」です。先にお金を払って教材が来ない、という不安がない点は、通信教育を初めて使うご家庭にとって地味に大きな安心材料です。

この金額は妥当か?専門家としての評価

「作文だけで月5,000円前後」は、確かに安くはありません。ただし比較対象を正しく置くと、見え方が変わります。

  • 作文教室や個別指導に通う場合、月7,000〜10,000円+送迎の負担が発生します
  • プロによる個別添削が月2回受けられます(※小6コースは月1回)
  • メインテキストに加え、副教材まで含んだ価格です
  • 学年が上がっても受講費は一定(小2〜小6は同額)

つまりこの教材は、「教材費」ではなく「添削指導料」として評価すべき価格帯です。逆に言えば、添削課題を提出しないまま溜め込むと、支払っている金額の価値が一気に目減りします。ここが継続の要です。

【辛口】ブンブンどりむの3つのデメリットと注意点

良い点だけを並べても判断材料になりません。導入前に必ず把握しておくべき弱点を挙げます。

⚠️ デメリット・注意点
  • 提出課題の郵送が必要
    提出課題シートの郵送料は受講費に含まれません。切手代と投函の手間が毎月発生します。
  • 低学年ほど保護者の声かけが必要
    完全に自走する教材ではありません。特に小1〜小2は「一緒にやろう」の一言が継続を左右します。
  • 即効性はない
    基礎力を底上げする設計のため、変化が表面化するまで数ヶ月かかります。短期決戦には不向きです。
✅ 確かなメリット
  • 取りかかるハードルが低い
    マンガ導入と1日10分の設計で、学習開始までの心理的抵抗が小さく設計されています。
  • 添削を外部に任せられる
    ほめる添削を第三者が担うため、家庭内での衝突を避けられます。
  • 適性検査対策に直結する
    高学年では模擬テスト形式で記述・条件作文を実践できます。

他社の作文講座と何が違うのか

作文・記述系の講座は他社にも存在します。専門家として、性格の違いを整理しておきます。

  • 大手通信教育の「作文・表現力」系オプション講座
    主要教科の講座に付随する専科という位置づけで、分量はコンパクトです。すでに他社教材を受講中で、作文だけ少し足したいご家庭には合理的な選択です。
  • 市販の作文ドリル
    コストは最安ですが、添削者を家庭内で用意する必要があります。これが続かない最大の理由になりがちです。
  • ブンブンどりむ
    毎月のメインテキスト・複数回の提出課題・副教材まで含め、作文を学習の中心に据える設計。「作文が主役」である点が決定的な違いです。

したがって選択基準はシンプルです。
作文を「ついで」に扱うのか、「主軸」に据えるのか。後者ならブンブンどりむ以外の選択肢はほぼありません。

※各社の受講費・講座内容は改定されます。比較検討の際は各公式サイトで最新情報をご確認ください。

利用者の口コミ・評判からわかること

SNSや口コミサイトに投稿されている声を、傾向ごとに整理しました。

好意的な声:「ほめる添削」への評価が突出

高評価の口コミで一貫して挙がるのが添削コメントの丁寧さです。学校では直される一方だった子が、書くことへの自信を取り戻したという報告が目立ちます。
指導の現場感覚から言っても、作文が苦手な子に最初に必要なのは技術指導ではなく「書いてよかった」という成功体験です。この教材の評価が高い理由は、そこを外していない点にあります。

厳しい声:「溜めると地獄」「褒めすぎて課題が見えない」

一方、批判的な口コミも一定数あります。

  • 課題を溜めて月末に苦労する → 1日10分のペース配分が定着するまでは、保護者の見守りが必要です。
  • ほめる添削なので改善点が分かりにくい → これは設計思想上のトレードオフです。返却された添削に保護者が目を通し、1点だけ具体的に声をかければ十分に補えます。
  • 通信教育としては高め → 前述のとおり「添削指導料」として評価するかどうかで、納得感が変わります。
口コミを読むときの注意点

低評価の口コミの多くは、「コース選びのミス」と「ペース配分の失敗」に起因しています。教材そのものへの不満はむしろ少数です。裏を返せば、この2点を先に設計しておけば回避できるということです。

【もう一度チェック】あなたの家庭に合う「始め方」診断

ここまでを踏まえて、最後にもう一度整理しておきましょう。
今度は「どのコースを、どの支払いプランで始めるべきか」まで踏み込んで診断します。

📝 コース&始め方 最終診断
4つの質問に答えるだけ/所要30秒
現在の設定:ふつう(少し時間はかかる)
まあ書ける原稿用紙の前で固まる
現在の設定:1人
1人3人以上

【FAQ】申し込み前に確認しておきたいこと

Q. 途中で辞められますか?違約金はかかりますか?

A. いつでも退会できます。受講を中止したい月の前月5日までに連絡すればOKです。一括払いをしていた場合も、残りの受講費は精算され、振込手数料を差し引いた残金が返金されます。違約金の設定はありません。

Q. 学年と違うコースを選べますか?

A. 選べます。対象学年はあくまで目安とされており、お子さんの状況に応じて別学年のコースを選択できます。年度途中のコース変更にも対応しており、変更したい月の前月5日までの連絡で手続きが可能です。
※ただし漢字や一部の副教材は、各コースの対象学年に準じます。

Q. いつから始められますか?

A. 受講を始めたい月の5日までに申し込めば当月号からスタートできます。6日以降の申し込みは翌月号からのお届けです。月初にまたがると1ヶ月まるごと後ろにずれるため、始めると決めたなら5日までに動くのが得策です。

Q. 無料体験キットには何が届きますか?

A. 全6コース分の体験シートが届きます。実際に使われているテキストの教材見本なので、コース選びの判断材料としては十分です。
※添削課題は付属しません。

Q. 支払い方法は選べますか?手数料は?

A. 「毎月払い」「6ヵ月一括払い」「12ヵ月一括払い」から選択でき、入金方法はクレジットカード払い・口座自動引き落とし・払込取扱票(ゆうちょ/コンビニ)に対応しています。クレジットカード払いは手数料0円ですが、毎月払いを選んだ場合のみ利用可能です。

まとめ:判断すべきは「効果の有無」ではなく「入口の設定」

改めて結論を整理します。

この記事の結論
  • ブンブンどりむは「効果なし」の教材ではない
  • ただしコース選びを誤ると、ほぼ確実に挫折する
  • 作文力は数ヶ月単位で伸びるため、半年〜1年の視野が必要
  • 迷ったら学年どおりではなく、1学年下げて成功体験から入る

計算力と違い、文章力は短期間では動きません。逆に言えば、一度身についた「書く力」は学年が上がっても、教科が変わっても、大人になっても機能し続けます。投資対象としての性質がそもそも違うのです。

そして、始めるかどうかを机上で悩み続けても答えは出ません。
判断に必要なのは、お子さん本人が実物を見たときの反応です。体験シートを渡して手が伸びるかどうか。それが最も正確な適性検査になります。

無料体験キットには全6コース分の体験シートが入っているため、この記事で診断したコースが本当に合っているかを、その場で確かめられます。費用はかかりませんし、取り寄せたからといって入会する義務もありません。

※キャンペーン内容および体験キットの配布状況は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

最後にひとつ。教材が届いた初月は、内容の出来より「決まった曜日に机に向かえたか」だけを見てあげてください。習慣が立ち上がれば、あとは教材が仕事をしてくれます。

あわせて読みたい

目次