SHARE MUSICA(シェアムジカ)の評判は?料金と講師の質、解約条件までホームスクール目線で検証

SHARE MUSICA(シェアムジカ)の評判は?料金と講師の質、解約条件までホームスクール目線で検証

「ピアノを習わせたいんです。でも、教室には行けなくて」

この相談を、私はもう何度受けたか分かりません。学校に行けていない期間が長いお子さんほど、親御さんは「何か一つでも、好きなことを」と願います。

ところが現実の壁は厚い。音楽教室はほぼすべてが「毎週◯曜日の◯時」という固定制です。体調に波がある子にとって、この固定こそが一番きつい。

2回休めば気まずくなる。3回休めば、もう行きたくなくなる。そうやって「習い事すら続かなかった」という失敗体験を、また一つ積ませてしまう。

だから私は、固定曜日のないレッスンをずっと探していました。そこで見つけたのが SHARE MUSICA(シェアムジカ) です。

これは音楽教室ではありません。プロの現役演奏家と、生徒を直接つなぐマッチングプラットフォーム。教室という箱を持たない代わりに、日程も先生も、こちら側が選べます。

ただ、良いことばかり書くつもりはありません。キャンセルの扱いには、正直かなり厳しい条件があります。

そこも含めて、公式の利用規約まで全部読み込んだうえで書きます。「うちの子に合うのか」だけを基準に、順番に見ていきましょう。

検証レビュー:目的別ジャンプリンク

読み進める前に、ひとつ試してほしいものがあります。

相性診断シミュレーターを用意しました。スライダーを動かすだけ、30秒で終わります。

SHARE MUSICA 適性チェック
うちの子、続けられる?
30秒の相性診断
Q1. いまの音楽経験は? まったくの未経験
未経験経験者
Q2. 外に出るハードルは? ふつう
平気で通える玄関が遠い
Q3. 1か月の予算は? 6,000円
3,000円15,000円
Q4. 調子がいいのはいつ?
Q5. いちばん望むことは?
目次

SHARE MUSICA(シェアムジカ)とは?まず押さえたい基本情報

名前だけ聞くと、よくあるオンライン音楽教室に見えます。実態はかなり違う。

ここを誤解したまま申し込むと「思っていたのと違う」になります。仕組みから整理します。

【SHARE MUSICA 基本データ】
  • サービス形態:音楽レッスンのマッチングプラットフォーム
  • 運営会社:株式会社inote(大阪)
  • 在籍講師数:188名(公式サイト掲載・増加中)
  • 対応楽器:ピアノ・バイオリン・チェロ・フルート・サックス・ボーカル・和楽器・指揮など24分類
  • 受講形式:オンライン/対面(講師により対応が異なる)
  • 体験レッスン:0円〜/30分〜
  • レッスン料:3,000円〜/回
  • 入会金:通常5,000円 → 9月30日23:59まで0円
  • 年会費・事務手数料・システム利用料:すべて0円
  • 支払い方法:クレジットカードのみ(Stripe決済)

「教室に入会する」のではなく「先生と契約する」

一般的な音楽教室は、まず教室に入会します。先生は教室が割り当てるので、こちらに選択権はほぼありません。

SHARE MUSICAは逆です。生徒が先生を指名して、その先生と直接レッスン契約を結ぶ。運営会社は場を提供しているだけ。

これは利用規約にもはっきり書かれています。第12条で「レッスン契約は講師と生徒の直接契約」と明記。

つまり先生選びの精度が、そのまま結果になるということ。ここが最大の面白さであり、同時に一番の注意点でもあります。

在籍188名。プロフィールが全部オープンになっている

公式サイトで講師一覧を開くと、顔写真・出身校・受賞歴・自己紹介文がずらりと並びます。実名で、です。

内訳の数字がなかなか強い。音楽大学卒業生85.8%、コンクール受賞歴あり73.5%、現役演奏家93.8%

全日本学生音楽コンクール受賞者、ハンガリー・リスト音楽院への留学経験者、東京藝大・桐朋学園・京都市立芸大の出身者。こういう顔ぶれが並んでいます。

登録は審査制で、通過した現役演奏家のみ。誰でも登録できるスキルシェア系サービスとは、ここで線が引かれています。

対応楽器が24分類。マイナー楽器も拾える

ピアノとバイオリンだけ、ではありません。オーボエ、バスーン、チューバ、ティンパニ、ハープ、マリンバ、グロッケンシュピール。

和楽器や指揮まで用意されています。地元の教室では絶対に習えなかった楽器が、画面越しに習える。

吹奏楽部に入りたかったけど学校に行けなかった。そういうお子さんが「あの楽器をやってみたい」と言い出したとき、受け皿になります。

オンラインでも対面でも。しかも途中で変えられる

オンラインは移動時間ゼロ。全国どこの先生とでもつながれます。

必要なのはスマホかタブレット、そして安定した通信環境だけ。特別な機材は要りません。

対面なら生の音で、タッチや姿勢を直接見てもらえます。講師によってはグランドピアノのあるスタジオを使えることも。

両方に対応している先生も多数います。調子のいい日は対面、しんどい日はオンライン。この切り替えができるのは大きい。

私が最初に注目したのは、講師のプロフィールが実名で全部見えることでした。ホームスクールのご家庭は、指導者選びで一度失敗している場合が本当に多い。「誰が教えてくれるか分からないまま入会する」という不安がゼロなのは、それだけで価値があります。

他にはない最大の強み「講師還元率78%」が意味すること

公式サイトに、ちょっと生々しい数字が出ています。講師還元率78%。

スルーされがちな数字ですが、これがレッスンの質を左右する核心部分です。

大手音楽教室の還元率は30〜50%という現実

大手の音楽教室に月謝10,000円を払ったとします。先生の手元に残るのは、およそ3,000〜5,000円。

残りは教室の家賃、設備費、本部の運営費に消えます。これは業界の構造上、仕方のない話です。

SHARE MUSICAの手数料は22%。同じ金額を払っても、先生の手取りが倍近く違います

先生の側から見れば、1コマの重みがまるで違う。丁寧に準備する動機が、はっきり存在します。

「本気の演奏家が、本気で初心者を教える」が成立する理由

正直に言います。第一線の演奏家が初心者レッスンを引き受けるのは、これまで割に合いませんでした。

拘束時間に対して報酬が低すぎるからです。結果、トップ層は音大受験生の指導に流れていく。

還元率が78%になると、この構図が崩れます。コンクール受賞者が、楽譜の読めない小学生を教えるという状況が、無理なく成立する。

これは相当めずらしいことです。実際、初心者指導を得意とする先生が多数在籍しています。

教室の家賃を払わなくていい、という身軽さ

箱を持たないので、固定費がかかりません。入会金・年会費・事務手数料・システム利用料がすべて0円なのは、この構造が理由です。

払うのは「先生が設定したレッスン料だけ」。シンプルで分かりやすい。

大手だと入会金10,000円に事務手数料、さらに設備費が月々乗ることもあります。ここで数万円の差が生まれます。

固定曜日が存在しない、という自由

私がこのサービスを推す最大の理由が、ここです。

毎回、先生と相談して日時を決めます。毎週火曜16時に固定される、ということがない

今週は木曜の午前、来週は月曜の午後。そんな組み方ができます。

月2回でも週1回でも自由。忙しい月は1回に減らす、という調整も効きます。

学校のリズムで動けないご家庭にとって、この一点だけで選ぶ価値があります。

還元率の話を長々と書いたのには理由があります。習い事が続かない原因の多くは、子どもの意欲ではなく「先生の熱量」なんです。淡々と流されるレッスンを30分受けて、子どもが音楽を好きになるはずがない。数字は正直ですから、ここは冷静に見ておきたいところです。

ホームスクール・不登校のご家庭にとって、何が変わるのか

ここからは、一般的なレビュー記事には書かれていない話をします。

自宅学習の子にとって、このサービスがどう機能するか。私の実感ベースで書きます。

平日の昼間にレッスンが組める意味

一般的な音楽教室の子ども向け枠は、平日夕方と土日に集中しています。学校が終わる時間に合わせているので当然です。

ところが不登校のお子さんは、夕方にはもう気力が尽きていることが少なくない。朝から家にいると、夜型に傾きがちだからです。

SHARE MUSICAは日時を相談で決めます。平日の午前10時、午後2時。こういう枠が取れます。

現役演奏家は夜に本番や練習が入るため、むしろ昼間のほうが空いている先生も多い。ここは相性がいい。

同年代の目が、一切ない

教室型のレッスンには、待合室があります。前の生徒、次の生徒、そして送り迎えの保護者。

「学校どこ?」と聞かれる場面が、どうしても発生します。これが怖くて通えなくなる子を、私は何人も見てきました。

マンツーマンで、しかも自宅から。同年代と顔を合わせる可能性がゼロです。

発表会への強制参加もありません。出たくなったら先生に相談すればいい。その順番がちょうどいい。

学校の評価軸の外側に、積み上げが残る

学校に行けていない期間、子どもは「何も積み上がっていない」と感じています。これがじわじわ自己肯定感を削る。

楽器は、その点はっきりしています。昨日弾けなかった小節が、今日は弾ける。証拠が音として出ます。

テストの点数でも出席日数でもない物差しが、家の中に一本立つ。これは想像以上に大きい。

「弾きたい曲」から始められるのも効きます。クラシックでもジャズでもポップスでも、好きな曲でOKという設計です。

親が「送り迎え」から解放される

見落とされがちですが、続かない原因は親側の負担にもあります。

週1回の送迎は、往復と待ち時間で2時間近く消えます。在宅のきょうだいがいれば、さらに重い。

オンラインなら、隣の部屋で家事をしていられます。親が疲れないことが、継続の絶対条件です。

「音楽なんて今は贅沢では」とおっしゃる親御さんがいます。でも私は逆だと思っています。学習の遅れを取り戻す前に、まず「自分は何かができる」という感覚を取り戻すほうが、結果的に早い。勉強に戻ってくる子は、だいたい勉強以外の場所で自信を拾ってきています。

▶ 188名の先生から探してみる(体験0円〜)

正直レビュー|SHARE MUSICAのメリットとデメリット

正直レビュー|SHARE MUSICAのメリットとデメリット

良い面と悪い面を、それぞれ並べます。

先に言っておくと、キャンセル規定はかなり厳しめです。ここを知らずに申し込むと確実に揉めます。

✅ 評価できるメリット・向いている人
  • 固定曜日がない/毎回相談して日程を決められる。体調に波がある子でも組み直せる
  • 平日昼間の枠が取れる/現役演奏家は夜に本番が入るため、昼間が空いている先生が多い
  • 先生を自分で指名できる/顔写真・経歴・受賞歴・演奏動画を見てから決められる
  • 合わなければ変更自由/講師ごとの契約なので、別の先生に移るのに制限がない
  • 初期費用がほぼゼロ/入会金は9/30まで0円、年会費・事務手数料・システム利用料もすべて無料
  • 体験レッスンが0円〜/相性確認・通信環境チェック・楽器の相談まで無料枠でできる
  • 単発1回から受けられる/「続くか分からない」段階でも試せる。契約に縛られない
  • マンツーマンで待合室なし/同年代と顔を合わせる場面がない。発表会の強制参加もなし
  • 楽器を持っていなくても相談可/購入前の選び方から先生に聞ける
  • 珍しい楽器にも対応/24分類。地元では習えなかった楽器が選べる
❌ 注意点・向いていない人
  • キャンセルは原則不可/先生が承諾した時点で決済が走る。生徒都合のキャンセルは返金なしが原則
  • 振替は先生の同意が必要/自動的に振り替わる仕組みではない。相談ベース
  • 月謝制の解約は当月返金なし/止まるのは翌月分から
  • 統一カリキュラムがない/進め方は先生任せ。「決められた通りに進めてほしい」派には不向き
  • 料金が先生ごとにバラバラ/3,000円〜だが上限は先生の設定次第。比較の手間がかかる
  • 運営はレッスン契約の当事者にならない/トラブルは当事者間で解決するのが原則(規約第12条)
  • 対面はエリア限定/先生の居住地・行動範囲次第。地方は実質オンライン一択になる場合あり
  • 支払いはクレジットカードのみ/銀行振込・口座振替・コンビニ払い不可
  • 先生の返答待ちが発生する/48時間以内に返答がないと申し込みは自動キャンセル
  • 無断録画は規約違反/復習用に録りたい場合は必ず先生の許可を取ること

「キャンセル不可」を、どう受け止めるか

体調の波があるご家庭にとって、これは引っかかる条件です。当日の朝に起きられない日は、実際にあります。

ただ、背景を知ると見え方が変わります。先生はその時間をあなたのために空けている。教室型のように代わりの生徒を入れられないからです。

公式FAQも「キャンセルではなく、日程変更の相談を」と案内しています。振替という道自体は開いています。

問題は、その相談が通りやすい先生を最初に選べるかどうか。ここには明確なコツがあります。

後半で、初回メッセージの具体的な書き方まで踏み込んで解説します。ここを押さえるかどうかで、続く確率がまるで変わります。

デメリットを10個も並べたのは、脅すためではありません。この手のサービスは「事前に何を伝えておくか」で体験がまるごと変わります。特に体調の事情は、隠すより最初に言ってしまったほうが100倍うまくいく。プロの演奏家ほど、そういう事情に慣れていますから。

専門家が教える|SHARE MUSICAの効果を最大化する7つの運用ルール

ここからが本題です。同じサービスを使っても、続く家庭と3か月で止まる家庭に分かれます。

差がつくのは才能ではありません。始める前の設計です。私が実際に保護者へ伝えている手順を、順番どおりに書きます。

ルール1|体験レッスンは「2〜3人ハシゴする」のが正解

ほとんどの人が、1人目の先生で決めてしまいます。もったいない。

体験レッスンは0円〜。しかも講師ごとの契約なので、複数の先生の体験を受けても何のペナルティもありません

これは教室型では絶対にできない使い方です。教室は1校につき体験1回が普通ですから。

最低2人、できれば3人。子どもの反応は、比べて初めて分かります。

「この先生のときだけ、よく喋ってたね」。その違いが、continuation の全てです。

【体験ハシゴのときに見るポイント】
  • 子どもが自分から声を出したか(返事だけで終わっていないか)
  • 先生が「できたこと」を先に言ったか、「できないこと」を先に言ったか
  • 沈黙が生まれたときに、先生が待てる人かどうか
  • 画面越しの声のトーンが、早口すぎないか
  • レッスン後、子どもが楽器に触ったか

ルール2|初回メッセージで「3つの情報」を必ず伝える

ここが一番の分かれ道。多くの親御さんが、学校の状況を伏せて申し込みます。

気持ちは分かります。でも隠したままだと、先生は普通の子向けの進め方をしてきます。そこでズレが生まれる。

伝えるべきは3つだけです。

【初回メッセージのテンプレート】

はじめまして。◯年生の子どもの母(父)です。

①現在、学校には通っておらず、自宅で過ごしています。人が多い場所が苦手なので、オンラインでお願いできればと思っています。

②体調に波があり、当日どうしても難しい日が出る可能性があります。その場合、日程を変更していただくことは可能でしょうか。

③上達よりも、まず音楽を楽しいと思えることを目標にしています。◯◯(曲名)が弾けるようになりたいと本人が言っています。

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

これを送ると、受けてくれる先生と、やんわり断る先生に分かれます。

断られても落ち込む必要はありません。始まる前に分かったほうが、圧倒的に得です。

受けてくれた先生は、事情を理解したうえで引き受けてくれた人。ここから先の安心感がまるで違います。

ルール3|経歴欄ではなく「自己紹介文の温度」で選ぶ

コンクール受賞歴73.5%。並んでいる経歴は、正直どれも立派です。

だからこそ、経歴で選んでも差がつきません。見るべきは自己紹介文のほうです。

「音大受験対策に力を入れています」と書く先生と、「楽器に触ったことがない方も大歓迎です」と書く先生。向いている方向がまったく違います

後者を選んでください。初心者指導が得意な先生は、必ずそれを自分の言葉で書いています。

ルール4|「弾きたい曲」を先に決めてから、先生を探す

逆引きです。普通は楽器から探しますが、それだと子どもの熱が乗りません。

アニメの主題歌でもゲーム音楽でも構いません。「これが弾けるようになりたい」という一曲を先に決める。

SHARE MUSICAはクラシック・ジャズ・ポップス・弾き語りまで自由です。曲の縛りがありません。

ゴールが見えている練習と、見えていない練習では、続く期間が3倍くらい変わります。

ルール5|週1回に固執しない。月2回スタートが黄金比

意気込んで週1回で始めると、たいてい2か月で息切れします。

理由は単純。練習が間に合わないまま次のレッスンが来るからです。子どもは「できていない自分」を毎週突きつけられる。

月2回なら、間に2週間あります。少し弾けるようになった状態で先生に会える。

「進歩を見せられる」サイクルを作ることが、自己肯定感の回復には効きます。

物足りなくなってから増やせばいい。SHARE MUSICAは回数を自由に変えられます。

ルール6|録画は「許可を取ってから」使う

オンラインレッスンは録画して見返せる、と公式も案内しています。復習効果は絶大です。

ただし注意。利用規約で「レッスン内容の無断録音・録画」は禁止行為と明記されています。

やることは一つ。体験レッスンの冒頭で「復習用に録画してもよろしいですか」と聞くだけ。

ほぼ断られません。一言あるかないかで、信頼関係がまるで変わります

ルール7|親はレッスン中、画面の外にいる

これは何度でも言いたい。横に座って見守りたい気持ち、よく分かります。

でも親の視線があると、子どもは先生ではなく親の顔色を見ます。間違えた瞬間、必ず横をチラッと見る。

最初の2回だけ同席して、3回目からは離れてください。「自分だけの時間」になった瞬間、子どもは急に喋り出します

7つ書きましたが、優先順位をつけるなら「ルール2」が断トツです。体調の事情を最初に伝えられたかどうか。ここで9割決まります。プロの演奏家は自分自身が本番前に体調を崩した経験を必ず持っていますから、こちらが思うより何倍も理解があります。言ってしまってください。

料金プランの深掘り|本当にかかる金額と、隠れた費用

「3,000円〜」という表記だけでは判断できません。実際に財布から出る金額を計算します。

3つのプラン構成を整理する

プラン料金向いている人
体験レッスン0円〜/30分〜相性確認・通信環境チェック・楽器の相談
定期レッスン3,000円〜/回(月2回〜)継続して上達したい。枠を優先確保したい
単発レッスン3,000円〜/1回まず試したい。コンクール直前だけ見てほしい

注目すべきは単発レッスンの存在です。1回だけ受けて、それきりでも構わない。

「続くか分からない」という段階の子に、契約を結ばせずに試させられる。これは相当ありがたい設計です。

隠れた費用は、実はほぼ存在しない

公式FAQで明確に否定されています。入会金・年会費・事務手数料・システム利用料、すべて0円。

支払うのは「各講師が設定したレッスン料金のみ」。ここは珍しいくらいクリーンです。

入会金5,000円も、9月30日23:59までのキャンペーンで0円になっています。

大手音楽教室だと入会金10,000円前後に事務手数料、さらに設備費が月々乗ることもある。始めるまでに3万円飛ぶのは珍しくありません。

ただし「落とし穴」は4つある

費用面がクリーンだからこそ、別の場所に注意点が集まっています。

⚠ 申し込む前に知っておくべき4点
  • ①「3,000円〜」の上限がない/先生ごとに自由設定。実績のある先生ほど高くなる。予算は先に決めておくこと
  • ②前払い制で、承諾された瞬間に決済/申し込み時点ではなく「先生が承諾した時点」でカードが切られる
  • ③クレカ以外の支払い方法がない/銀行振込・口座振替・コンビニ払いは不可
  • ④レッスン料以外の実費は別/楽譜代、楽器代、対面の場合のスタジオ代や交通費は自己負担になることがある

コスパを、大手と同じ土俵で計算してみる

月2回で比べます。最低料金帯の3,000円で計算した場合。

項目SHARE MUSICA大手音楽教室(一般的な相場)
初月の初期費用0円入会金10,000円+事務手数料
月額(月2回)6,000円〜10,000円前後〜
設備費・維持費0円月500〜2,000円程度
年会費0円教室により発生
1年間の総額目安72,000円〜145,000円前後〜

差は年間で7万円前後。レッスン20回分以上に相当します。

もちろん先生の設定料金によって上下します。ただ、同じ予算でより実績のある先生に習える構造になっているのは確かです。

私が親御さんに勧めているのは、最初の3か月は「単発レッスン」で回す方法です。月謝制にしないので解約の手続きも要らないし、合わなければ翌月に別の先生を試せる。子どもが自分から「次いつ?」と聞いてくるようになってから、定期に切り替えれば十分です。

▶ 入会金0円のうちに先生を見ておく

競合・代替手段との比較|自宅学習の子にとって何が違うのか

競合・代替手段との比較|自宅学習の子にとって何が違うのか

選択肢は4つあります。どれが優れているという話ではなく、条件が違うだけ。

月謝の安さではなく、ホームスクール家庭の評価軸で並べます。

比較項目SHARE MUSICA大手音楽教室スキルシェア型YouTube独学
曜日・時間毎回相談で自由固定制が基本比較的自由完全自由
平日昼間の枠取りやすい取りにくい講師次第
先生の指名188名から自由に指名教室が割り当て指名可
講師の質審査制・現役プロ93.8%一定水準を保証登録制で誰でも可玉石混交
指導形態完全マンツーマン個人/グループマンツーマン中心一方通行
初期費用0円(9/30まで)入会金10,000円〜0円〜0円
月額目安(月2回)6,000円〜10,000円前後〜+設備費4,000円〜0円
通学の有無不要(オンライン可)必要な場合が多い不要不要
同年代との接触なし待合室などで発生なしなし
発表会の強制なし教室により ありなしなし
フォームの矯正可能(対面/画面越し)可能講師次第不可
途中での講師変更制限なし手続きが必要可能
休みやすさ振替は相談ベース振替制度あり/なしサービス次第いつでも

大手音楽教室と比べたときの決定的な差

カリキュラムの充実度では、大手に軍配が上がります。長年の蓄積があるので当然です。

ただ、固定曜日と通学という2つの前提が外せない。ここが自宅学習の子には重すぎる。

「決められたカリキュラムを、決められた曜日に」が合う子なら大手。そうでないならSHARE MUSICAです。

スキルシェア型と比べたときの差

料金は向こうのほうが安い場合があります。ただし講師の登録に審査がないのが大きな違い。

音楽以外のジャンルも混在しているので、専門性にばらつきが出ます。当たり外れの幅が広い。

SHARE MUSICAは音楽特化で、登録できるのは審査を通った現役演奏家のみ。下限が保証されているという安心があります。

YouTube独学と比べたときの差

無料です。教材としての質も、今はかなり高い。ここは正直に認めます。

問題は2つ。フォームの誤りを誰も指摘してくれないこと。そして「見てくれる人」がいないことです。

自宅で過ごす時間が長い子にとって、後者は致命的です。誰にも見られない上達は、自己肯定感につながりません。

「先週より良くなったね」と言ってくれる他人。その存在にお金を払っている、と考えるほうが正確です。

比較表を作っていて改めて思ったのですが、うちのサイトの読者にとっては「同年代との接触がない」という項目が、実は一番重要かもしれません。音楽そのものより先に、そこで通えなくなるケースが本当に多いので。オンラインで完結できることの価値は、料金換算できないところにあります。

解約・退会の手順と、見落としやすい厳しい条件

始める前に、出口を確認しておきます。ここを曖昧にしたまま申し込むと後悔します。

そもそも「退会」という概念が軽い

教室型のように「退会届」を出す仕組みではありません。契約は先生ごとに独立しています。

単発レッスンで受けている場合、次を申し込まなければ、それで終わり。手続きは要りません。

先生を変えたいときも同じ。別の先生に新しく申し込むだけで、制限は一切かかりません。

月謝制を使っている場合は、解約申請が必要

ここだけ注意です。月謝制は毎月自動課金になります。

いつでも解約できますが、止まるのは翌月分から。当月分の返金はありません

月初に解約しても、その月の分は戻ってこない。月末に近いタイミングで判断するほうが無駄が出ません。

【解約まわりの要点】
  • 単発レッスン:次を申し込まなければ終了。手続き不要
  • 月謝制:解約申請が必要。翌月以降の課金が停止
  • 当月分:返金なし
  • 講師変更:制限なし。月謝制の場合のみ解約手続きを
  • 年間契約や違約金:規約上、該当する定めは見当たらない

キャンセル規定は、はっきり厳しい

利用規約第9条。「原則としてキャンセル不可」と明記されています。

先生が承諾して決済が完了した後は、生徒都合でも先生都合でも、原則返金なし。

例外として返金が認められるのは、限られたケースだけです。

❌ 返金が認められる例外ケース
  • 講師に重大な規約違反があった場合
  • 講師が48時間前までにレッスン困難を申し出た場合(全額返金)
  • 天災・不可抗力で実施できない場合(協議のうえ日程変更または返金)
  • その他、運営が特に認めた場合

だからこそ「振替」を通す技術が要る

公式も、キャンセルより日程変更を推奨しています。振替の道自体は開いている。

ただし条件があります。講師が同意すれば可能、という形です。自動的に振り替わる制度ではありません。

通すコツは3つ。前半で触れた話と地続きです。

ひとつ、申し込み前に「波がある」ことを伝えておく。これが最強です。事前に了解を得ていれば、当日の相談も角が立たない。

ふたつ、連絡は早ければ早いほどいい。前日の夜に「明日どうも怪しい」と感じたら、その時点で一報を入れる。

みっつ、代替日をこちらから提示する。「来週の火曜か木曜の午後はいかがでしょうか」まで書くと、先生の手間が減ります。

先生も人間です。配慮のある連絡には、配慮で返ってきます

トラブル時、運営は間に入ってくれない

これも知っておくべき点です。規約第12条で、運営はレッスン契約の当事者ではないと明記されています。

レッスンの内容・質・効果について、運営は保証しない。紛争は講師と生徒の当事者間で解決が原則です。

マッチングプラットフォームである以上、これは構造上そうなります。

裏を返せば、最初の先生選びに時間をかけるほど、後のリスクが減るということ。体験のハシゴを勧める理由は、ここにもあります。

厳しい条件を並べましたが、逆に言えば「年間契約」「違約金」「退会を引き止められる」といった、教室型で一番ストレスになる部分は存在しません。出口が軽いサービスは、入口も気楽です。単発から試せるという設計は、そういう意味でもよくできていると思います。

月額シミュレーター|あなたの条件だと、いくらで始まる?

料金も条件も見終えたところで、具体的な金額を出します。

スライダーを動かすだけ。大手音楽教室の相場との差額も、自動で計算します。

SHARE MUSICA 料金シミュレーター
うちの条件だと、
月いくらで始められる?
Q1. 月に何回受けたい? 2回
月1回月8回
Q2. 1回あたりの予算 3,000円
3,000円10,000円
Q3. 受講スタイルの希望
Q4. 目指すところは?

差額の数字を見て、「じゃあ回数を増やせるな」と考える方が多いのですが、私は逆をおすすめします。浮いたぶんは楽譜代や、いつか買う楽器の資金に回してください。レッスンの回数より、家に楽器がある時間のほうが子どもを育てます。

よくある質問(FAQ)

Q. 楽譜が読めない未経験の子でも大丈夫ですか?

問題ありません。公式FAQでも、楽譜が読めなくても基礎から指導すると明言されています。

初心者指導を得意とする先生が多数在籍しています。自己紹介文で見分けられます。

Q. 楽器を持っていないのですが、始められますか?

受講可能です。レンタルスタジオの備品を使う、先生が楽器を貸し出すプランを選ぶ、といった方法があります。

対応状況は先生によって違うので、申し込み前にメッセージで相談してください。購入前の選び方相談もできます

Q. オンラインで必要な機材は?

スマートフォンかタブレット、PCのいずれか。あとは安定した通信環境と、Zoom等のビデオ通話アプリです。

使うツールは先生と相談して決められます。特別な機材は不要です。

あると便利なのは外部マイクとスマホスタンド。手元を映せると指導の精度が上がります

Q. オンラインでも、ちゃんと上達しますか?

公式の見解は「可能」。多くのプロ講師がオンライン指導のノウハウを持っており、カメラ越しにフォームや姿勢を確認しながら進めます。

私の実感でも、初〜中級レベルなら差はほとんど出ません。むしろ録画して見返せるぶん、復習の質は上です。

Q. 子どもでも受講できますか?年齢制限は?

明確な下限年齢の記載はありません。ただし利用規約で、18歳未満へのレッスンは保護者の同意を得ることと定められています。

未成年の受講が正式に想定されている、ということです。申し込みは保護者アカウントから行うのが安心。

Q. 先生と合わなかったら、変更できますか?

いつでも自由に変更できます。講師ごとの契約なので、別の先生に申し込むことに制限はありません。

月謝制を受講中の場合のみ、解約手続きが必要です。当月分の返金はない点に注意。

Q. 当日、体調を崩したらどうなりますか?

キャンセルは原則不可、返金もなしが規約上の扱いです。ここは厳しい。

ただし先生が同意すれば別日への振替が可能です。できるだけ早くメッセージで相談してください。

申し込み前に「体調に波がある」と伝えておくのが、最大の対策になります。

Q. 支払い方法は何が使えますか?

クレジットカードのみ(Stripe決済)。銀行振込・口座振替・コンビニ払いは使えません。

決済は前払い制で、先生が申し込みを承諾したタイミングで実行されます。

Q. 申し込んだのに返事が来ません

先生は48時間以内に承諾または拒否を回答するルールになっています。

48時間を過ぎて反応がない場合、その申し込みは自動的にキャンセルされます。課金は発生しません。

2〜3人に同時に申し込んでおくと、待ち時間のロスを減らせます。

Q. 発表会やコンクールへの参加は必須ですか?

必須ではありません。教室型のような行事そのものが存在しない仕組みです。

出たくなったときに先生へ相談すればいい。人前に出る準備ができてから考えれば十分です。

Q. レッスンを録画してもいいですか?

先生の許可を取れば可能です。無断での録音・録画は規約で禁止されています。

第三者への公開・販売も禁止。復習用に限るという前提を守ってください。

Q. 入会金無料キャンペーンはいつまでですか?

公式サイトの表記では9月30日23:59まで。通常5,000円の入会金が0円になります。

期間は変更される可能性があるので、最新の状況は公式ページで確認してください。

最後にひとつだけ。体験レッスンは0円からです。子どもが画面の向こうのプロと話して、どんな顔をするか。それを見てから決めても、何も失うものはありません。動くなら、入会金が0円のうちに。

▶ SHARE MUSICA公式で先生を見てみる

体験レッスン0円〜/入会金・年会費・事務手数料すべて0円

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